東北の中で唯一の政令都市を持つ宮城県は、その県庁所在地で政令都市に指定された仙台市に東北大学を有し、大学病院を中心とした医療体制が県内全域にひろがっています。
仙台市は「杜の都」と歌でも歌われている様に、青葉山の麓に広がった町並みには、街路樹などの緑が多く自然と調和した美しい町並みです。
しかし、石巻や気仙沼と同じように仙台市も仙台湾などの海岸線の地域もあり、3年前の震災では多くの被害を受けたエリアのひとつです。
また県内における都市形成も、沿岸部を中心に人が多く集まる町になっていた為、病院などの医療施設も多く被害を受けています。
宮城県の看護師の求人においては、仙台市がダントツに多いですが、他に震災の被害でも有名になった気仙沼市や石巻市、海岸線を持たない内陸部では、古川や蔵王の麓の白石市などで看護師の求人があります。
またこの県は、新潟や長野などに並ぶ米どころとして稲作が盛んで、震災で被害を受けた三陸海岸では、リアス式と呼ばれる独特の地形から秋刀魚やカツオ、まぐろと言った水揚げが豊富で、「食材王国みやぎ」を県の宣伝アピールにも使用しているほど豊かです。
また東北新幹線の開通により、仙台から東京までの所要時間は、およそ二時間程度で、週末に都心に遊びに行くことも可能です。
特に今の東京は、大勢の人がいてもその人間関係はとても希薄で、病院での勤務でもストレスが多いのが実情です。東京でのおしゃれな生活を夢みて上京するも、ストレスから過食に走ってしまい太って、おしゃれどころではなくなってしまったという話も聞いたことがあります。
今は、ネットひとつで都内と変らない様々な情報を得ることが出来、また、都内の繁華街に遊びにいくとしても、それほど足の遠のいてしまう距離でもありません。
そうであれば、復興による前向きな力を感じるこのエリアでの看護師の求人は、とても魅力を感じます。